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古里乃アトリエ壁の一角に、船越保武の彫刻”聖ベロニカ”と

私の書、”母”と”和”。を飾っている。

なにかしら心の落ち着きを感じる。

いろんな不安、緊張などを、スーッと静めてくれる、

ふしぎな一角・・・。

ベロニカのまなざしはやさしい・・・、いや、厳しさも感じる。

女性として生き抜いてゆく現実や厳しさ・・・。

そのなかで忘れてはいけない女性特有のやさしさ・・・

そのようなことを無言で教えてくれているよう。

その空気感を含めた、不思議な一角だ。